火災通報装置と自動火災報知設備の連動工事 新潟市の消防設備会社エフピーアイの新人高橋レポート

こんにちは!新潟市の消防設備会社エフピーアイの新人レポーター高橋です!

先日のブログでも少々触れさせて頂きました、火災通報装置と自動火災報知設備(以下 自火報) の連動工事に伺って参りましたのでご紹介させて頂きます。

自火報との連動は、自力で避難することが困難な者が入所する社会福祉施設等(施行令別表第一(6)項ロに該当する施設)における消防機関へ通報する火災報知設備について、自動火災報知設備の作動と連動して自動的に起動(通報)することが義務付けられました。…つまり非常ベルを押したり感知器が作動すると、119番直通で消防車が来るという仕組みにしなければなりません。(平成30年3月31日迄)

では、順を追ってご説明致します。


こちらが専用連動停止スイッチ箱です。故障等による非火災報が発生した場合に、修理するまでの期間、一時的に直接通報だけを遮断する為に取り付けます。(定期点検時も連動遮断しておこないます。)


連動停止スイッチ箱の取付位置を決め、配線を通す穴を開けます。


火災受信機→火災通報装置本体→連動停止スイッチ箱を結線します。


導通試験をして、正常に機能するか入念にテストします。
左:消灯は連動中  右:点灯は連動停止中(主に点検及び修理時)


消防署に試験を行う旨の連絡をして、実際に自火報設備を作動させ、連動起動のテストをさせて頂きます。


非常ベルや火災受信機にこの黄色いシールが貼付してあれば、119番直通可能だということになりますのでお見知りおき下さい。(シールのサイズや、地の色・文字の色は決められています。)

 

火災信号により自動で119番することを「直接通報」といい、この「直接通報」の稼働により、速やかな火災通報が可能となり、万一施設で火災が発生した場合、被害の軽減が期待されます。

既存の建物(6)項ロに該当する施設に関しましては、経過措置として平成30年3月31日迄(1年を切っております!!)に連動機能を有する火災通報装置に施工しなければなりません。お悩みの方がおられましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。

 

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