空気管張り替え工事 新潟市の消防設備会社エフ・ピーアイ 高橋レポート (参考価格)

空気管張り替え工事について新潟市の消防設備会社エフ・ピーアイ 高橋が解説致します。

こんにちは!新潟市の消防設備会社エフピーアイのレポーター高橋です!
この夏はいろいろな新築現場の弱電工事に参加させてもらい、いい汗をかかせて頂きました。気づけばもう初秋ですね、涼しくもなり皆様は秋の夜長をいかがお過ごしでしょうか。

さて、先日に差動式分布型感知器 (通称:空気管) の張り替え補修工事にお伺いしました。
【 空気管とはなんぞや?? 】
差動式(温度差を感知)の感知器の中で、一般的なものは〔差動式スポット型感知器〕という、天井に付いているおなじみの丸い機械です。スポット型感知器は8m未満の場所にしか設置ができません。
また4m以上の箇所には感知器の数も多く設置しなければいけなくなり、手間も予算もかかってしまいます。

そこで、天井の高い所に感知器を設置する場合は空気管式を選択するのも一つの方法となります。空気管式は15m未満までの高さであれば警戒可能となります。


この巻いてあるのが空気管です。これを伸ばして張って設置する訳でして、断面を見ると片方が支持ワイヤーで片方が銅管になっています。この銅管の中の空気が火災の熱で膨張して接点を押し、電気信号にかわり非常ベルが鳴って周知する。という仕組みになっています。


それでは作業開始です!!
現場は屋外にある倉庫です。壁の無い吹きさらしの為、空気管を固定している金具が錆びて壊れてしまいぶら下がった状態です。風であおられて銅管が折れたのか、空気が漏れて本来の機能を果たせなくなっています。ここを張り替えます。


高所作業車を使用して作業に入ります。地上で空気管を伸ばして、空中の作業員に送ります。この時に空気管をひっかけて傷等つけない様に注意します。 (踏んだりして折れたら一巻の終わりです…)

固定用の金具が錆びてボロボロの状態です。右が新品です。


 


パイラック〔固定金具〕とターンバックル〔ワイヤー支持金具〕を使い、空気管を張って行きます。

 


空気管の流通試験・発報試験を行い、作業は完了となります。

こちらの倉庫の空気管は外的な衝撃や、潮風にやられて腐食したわけでもなく、経年劣化が主な原因となります。新潟県内ですと、学校の体育館や高天井の工場・倉庫の多くに空気管が設置されております。スポット型と違い、一見で良し悪しがわかりづらい場合がありますので、不安な点やご不明な点がございましたら、お気軽にご用命頂けたらと思います。

ご拝読頂きましてありがとうございました。

こちらが今回の工事の参考価格となりますのでご参照願います。


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