非常持ち出し袋は必要か?検証

非常持ち出し袋って用意されていますか?実際どうなのでしょうか?いざという時本当に役立てている方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか?

 

災害で代表的なものは地震があります。地震が発生して影響を受けるのはインフラの崩壊です。動けないですよね。この度の九州での地震では、殆どの方が避難所へ向かい生活されていましたが、避難所での集団生活に苦痛を感じる方は、車中泊をしていました。

 

実際、テレビ報道でも非常持ち出し袋を利用している方はあまり見かけませんでしたし、東日本大震災ではみんな着の身着のままで避難所へ駈け込んでいきました。

 

新潟県中越地震でも、非常持ち出し袋を使用している人を見かけませんでしたし、これが命を救ってくれたんだという報道も無かったような気がします。

 

新潟県中越地震の時、重宝した防災グッズは「D3(ディースリー)」というダンボールパーテーションでした。

 

やはり地震が起きたら素早く避難所での生活をストレスを少なくすることからスタートするのだと感じました。ただ、ここで防災グッズが必要無いという結論にはなりません。

 

実際に電気・水道・ガスというインフラが止まると、水も飲めませんし、電気も点かないとなると例え自分の家が被害を受けなくても身動きが取れません。

 

そういう意味ではインフラが止まっていても自力で生活できるように非常持ち出し袋に懐中電灯・飲料水・非常食などを入れておくことは必要ですね。

 

いざ、地震が起こった時に役立つ防災グッズをまとめてみましたので参考にして頂けると幸いです!

 

防災用懐中電灯

やっぱり定番ですよね。もし、夜間に地震が発生して電気が使えない状態ですと、移動するのも大変ですから一家に一台というよりも一人一台は用意していても良いと思います。

さらに乾電池が不要な手回しにて発電出来るタイプがいいですね。携帯電話を充電できるタイプやラジオも装備しているものもあります。軽さも大事ですが、多機能だと重宝します。

 

水・保存水

断水は埋設配管の破裂や断裂なので、復旧までに時間を要しますから水は大切ですよね。通常のミネラルウォーターですと保存期間が2年ですが、保存水ですと5年~10年と長期保存も可能です。

1日あたり1人2リットルの飲料水が必要だと言われています。震災発生後に救援物資が届くまで3日間かかると言われている中で水は命の源です。

 

食料

 

非常食は保存性も高く5年と比較的長持ちです。非常食で重宝するのは水を加えるだけで食べられるものよりも、そのままで食べられるものが重宝します。

 

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非常食も美味しい物も結構ありますので、試しに一度食べられてみるのも良いと思います。最後のビスコなんかは、皆様おなじみだと思いますが、こういったお菓子類もいざという時保存食として重宝しますので、ストックしていくことをおすすめします。

消防用設備施主検査

3月は何かと検査・試験・取扱い説明の多い月となります。建設業は3月はどこも忙しくなるので人手が足りないというのは毎年恒例です。さて、今日はお施主様の検査ということで私の役割は防火シャッターを降下させるための煙感知器を作動させることです。

でも、お施主様は建築さんやその他の業者さんとのやりとりも多様なため、なかなか順番が回ってこないのが実情です。でも、ボーッとしてるのは嫌なので待機時間を2度目の自主検査と致しました。

まずは、受信機の周辺をチェック


警戒区域図

警戒区域図
 

 

 

 

 

 

 

 

 

受信機周辺機器の使い方説明書

受信機の使い方
 

 

 

 

 

 

 

 

警戒区域図も受信機の使い方説明書も良くできていると思います。忙しい中工夫しながら作成していますのし、これは後にお客様自身で受信機を操作することが可能となります。

次の受信機と放送アンプの中身へ

受信機中身
 

 

 

 

 

 

 

 

放送アンプ中身
 

 

 

 

 

 

 

 

 

受信機も放送アンプの中身もしっかりと組み上がっています。施主検査ですからそうでなくちゃ困る訳ですが、丁寧な仕事ぶりが伺えます。

次に総合盤

総合盤 ガード付
 

 

 

 

 

 

 

 

総合盤にガードが付くかもしれないと聞いていましたが、結構カッコイイガードだなと思いました。今までのガードって表示灯を包むだけでしたし、なんかダサイ感じでしたので、これは違和感無いですね。

さてさて、中身は・・・

総合盤結線
 

 

 

 

 

 

 

 

総合盤結線
 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合盤も綺麗に組み上がっています。

そして、消火器

消火器
 

 

 

 

 

 

 

 

テレビのブースターも・・・

ブースター
 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと記事にキレが無くてスイマセン・・・ということでお施主様の検査の前に自主検査完了です。12時過ぎても出番が回ってきませんでした。なかなか忍耐です。

 

シャッター検査はこんな感じです。(画像は以前のテスト時)

シャッター降下試験
 

 

 

 

 

 

 

シャッター4面 防火戸1面 エスカレーター停止という連動試験です。煙感知器が働くと煙を遮断するために防火設備が起動します。

スプリネックス ミニのご紹介

平成27年4月の消防法改正後、275㎡未満の小規模福祉施設にもスプリンクラー設備の設置が義務化しました。でも、施設様には負担ばかり増えて独居老人が増えないことを祈るばかりです。しかし、ご老人は一人で歩行しての避難が困難な方ばかりですので、やはりここは安全第一で考えてみませんか?

スプリネックスミニは従来の特定施設水道直結型スプリンクラーと同等以上の消火性能を有し、多くの実績を持つスプリネックスが小規模福祉施設用に開発された商品です。

従来の水道直結型というと文字だけ見ると水道水を直接送るスプリンクラー設備という認識をされるお客様もいらっしゃるのですが、新潟ですと殆どのケースでポンプ・水槽と一体となったユニットを設置しなければならないケースが多いです。




こんな形をしています。

水道直結ポンプユニット



屋外に設置して、水槽とポンプが一体式になっています。メンテナンス性にも優れいままでは、殆どの施設でこちらの製品が納入されていました。




スプリネックスミニはこんな感じです。

スプリネックスミニ



火災時に赤いタンクに入っている消火薬剤を放射して消火します。

サイズを考えると従来のポンプと水槽が一体化したタイプと比較すると非常の省スペースにも設置できますので、狭いスペースにも設置出来るメリットがあります。

実際、275㎡以下の施設で大きな設備が建物を占拠している状態では本来の目的である介護という場所に不釣り合いな感じがします。




お客様目線でメリットデメリットを追求すると・・・

お客様の立場に立ってみると・・・正直、まだ「高いな!」という印象です。確かに施工性・消火性能・省スペース化という観点からはこれから絶対に必要になってくる商品だと思います。消防法も後押ししてくれていますし、避難困難な方を万一の火災の際に避難させることは非常に難しいと思いますので、自動消火設備が設置されていれば、消防署が到着する前に消火出来るというメリットがあります。

ただ、275㎡以下の施設というとNPO法人様や社会福祉関連の会社様で、運営していかれるのに初期投資が非常に高くなることを悩まれている方は多く耳にします。

補助事業の緊急性を感じます。




どんな施設に設置可能か?

消防法施行令別表第一(6)項ロ

1.老人短期入所施設、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム(※)、有料老人ホーム(※)介護老人保健施設、小規模多機能型居宅介護事業を行う施設(※)、認知症対応型老人共同生活援助事業を行う施設です。

 

2.救護施設

 

3.乳児院

 

4.障害時入所施設

 

5.障害者支援施設(避難困難な障害者等を入所させるものに限る)

※避難が困難な方が入所される施設

となっております。

※避難が困難な方が入所される施設ここがポイントです。





275㎡以下であればどこでも設置できるの?

スプリネックスミニは275㎡以下であればどこにでも設置できるの?というご質問がありましたので、お答え致しますと、どこにでも設置は出来ません!

というのも消火能力を十分に発揮するために内装制限を設けています。




内装制限



高さ制限と可燃物の制限

高さ制限と可燃物の制限



というように制限が設けられていますので、これらの建築基準もクリアしないと設置できません。




スプリネックスミニについてまだまだたくさんのポイントがございますので、ご質問があった際に綴って参りますので宜しくお願い致します。

FP-TR トス アウトって何?日本ファイヤープロテクトの消火器

日本ファイヤープロテクトの初期消火用具「FP-TRトスアウト」?正直、ノーマークでした。今朝の新潟日報の朝刊を見ると、面白いデザインの消火器だなと思いましたので紹介致します。

ちなみにIDSデザインコンペで大賞を受賞!ということです。IDSデザインコンペはにいがた産業創造機構・通称NICOが主催し、今年で26回目を迎えています。52の企業や団体から60件の応募があった中での大賞ということなのでこれから注目の消火器です。




FP-TRトスアウト

ファイヤープロテクト使い方は、火の元へ投げ込むと簡単に容器が壊れて、飛び散った薬剤で火力を弱めたり、消火したりします。つまり「投げて消す消火器」です。




実際、こんな形しているんですよ。「何これ!」って思いますよね。いろいろ調べたのですが、サイズや重さまではまだメーカーさんのホームページにも掲載されていなかったのでご紹介出来ませんが、この容器の中に消火剤を入れて壁にかけて置くそうです。

 

私が知らなかっただけなのかもしれません。とにかく目を引きました!

 

実際のサイズは手のひらサイズだそうです!

ファイヤープロテクト
 

これが手のひらサイズであれば・・・




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こんな感じの人じゃなくても投げることが可能ですね!
商品名は「PF-TRトスアウト」だそうです。新潟県長岡市に工場を構えている日本ファイヤープロテクト㈱が開発しました。こちらの会社は平成20年創業のまだ若い企業さんですが、近年、独居老人が火災で死亡する例が後を絶たない中、老若男女を問わず誰でも、安全に、素早く使用出来る消火用具で、低価格で高い消火能力を持った製品を開発し販売しているそうです。

 

こちらの形状のものは販売されていませんでしたが、日本ファイヤープロテクト㈱がアマゾンで販売されていたラクシーという商品もありましたので、チェックしてみて下さい。

 

投げる消火器チェックはこちらから

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

投てき型消火器用具 ラクシーシンプル FP-S

空き家が火災になる前に

ご両親が老人保健施設や介護施設に入所して戻らない家やお亡くなりになられて管理が行き届かない空き家は年々増加の一途を辿っています。この他にバブル期に建てた別荘では、占有者が自己破産したことにより管財人が転売しようにも引き受ける人がいない物件などは、日本国内では本当に多いのです。

空き家は管理を考えていますか?

当然土地と建物がありますので資産と考えますが、空き屋は収益を生みません。誰かに貸したり、誰かに売らない限りはお金を生むものではありません。当たり前のことですが、相続人の方が将来的に土地の値段が上がってから考えよう!とか、リタイヤ後に対の住処として利用しようと考えている方もいると思います。でも、空家は管理しないととんでもないしっぺ返しがあります。

空き家の雑草から出火が怖い

雑草の生える家

空き家の雑草は管理しないと一気に生えてきます。雑草は定期的に刈り取りするか、それが出来ないのであれば薬剤で枯らしてしまわなければなりません。注意点として、薬剤は毒性がありますのでペット等を遊ばせたりは出来ない庭となりますので、将来的にお住まいにをお考えの空き家については土を入れ替えなければなりません。

しかし、管理の行き届かない空き家の雑草は秋口には枯草となり、タバコの不始末や放火犯の格好の餌食となる恐れがありますので、空家の植栽をそのままにするのは危険極まりないと言えます。

空き家に忍び込むドロボウも厄介

泥棒

空き家を狙うドロボウこれも厄介です!人気が無く、草木が野放図に生えている廃墟であってもドロボウは忍び寄ります。基本的に人がいませんので、空き家ドロボウは家の中を一気に荒らしていきます。基本的に空き家に高価な物を置いておいたりはしないと思いますが、ドロボウが平気で闊歩する町内なんて治安の悪化の始まりと言えます。一度空き家にドロボウが入ったことにより近隣住民からの白い目は避けられません。

空き家の室内は管理しないとボロボロ

カビの生えた廃墟

ちょっとこれは厳しいです。しかし、依然これに似た廃墟の中に入った時には吐き気を催しました。締め切ったままの空き家の中は、湿気がこもりカビの発生がハンパじゃありませんでした。お風呂場の中なんて真っ黒いカビが生えていてハウスクリーニング業者でさえ断られた家もありました。

空き家の管理が行き届かないと湿気により電化製品や給湯器も全く使い物にならなくなります。いくら固定資産税が安くなるからと言って何もしないとこんな状態になります。そして、臭気が漂うレベルになると近隣住民からのクレームもハンパじゃありませんのでご注意願います。

空き家の治安悪化と近隣トラブル

放火犯

空き家は管理が行き届かないと、あそこの家って誰の持ち物なの?あの家お化けが出るみたいだよ!!この間なんか薄暗く電気が点灯していたような・・・というように風評被害のような噂話も聞こえてくる空き家があります。周辺住民が一番気にしているのは、管理されていない空き家が治安を乱すからです。

ドロボウや不審者・浮浪者は長らく住んでいない空き家を見つけると住処にして、その周辺を転々と悪さをするという事例もあります。住処にすると1週間もしないうちに中は荒れ放題の状態となり、中で寝たばこなどをされては2次災害・3次災害の危険も懸念されます。

危険 景観破壊

最後にまとめますと管理の行き届かない空き家というのは、凶器にも成り得ます!枯草・ゴミ・紙ごみなどの燃えやすいものに付け火をされたり、侵入者による無秩序な放火により、空き家だけの問題ではなく近隣住民の不安を煽ってしまいます。まして、火災になったとしたら・・・近隣まで燃えてしまったら取り返しのつかないことになることは目に見えています。

空き家の放置は絶対にしないで欲しいと願っております。自分だけでなく近隣の健全な人たちの生活基盤や命までも奪ってしまう火災は避けたいものです。

 

 

空き家バンクとその背景

空き家バンクって何ですか?

空き家の有効活用が囁かれている中で、地方自治体は空き家バンクを立ち上げている。地方にある空家を有効活用して子育て世帯の応援や人口減少の過疎化となっている地域の活性化も担っている。自治体によっては、借主や貸主に対して補助金制度もあり、空家の情報提供をホームページ上でも行っている。

通常建物の取引きというと家主が不動産屋さんにお願いして「誰か借りてくれる人はいないだろうか」「この方が借りたいと言っているので仲介してお貸ししますよ」と取引されている。しかし、突然の親族の死亡により信頼出来る不動産屋さんを知らない。過疎地域の住宅でどこも引き受けてくれない。仲介手数料を払う経済力が無いという問題が生じている。土地を持っているだけでも固定資産税を毎年国に納めなくてはなりませんので、土地や建物は有効活用しないと資産ではなく負債となってしまうという現実があります。

空き家バンクは、空家を登録することにより情報提供してくれる場所という認識で宜しいです。これは、民業圧迫ではないだろうか?という声も聞こえてきますが、少子高齢化による人口減少に歯止めが掛けられない昨今では国益にも生じている程の日本全体の問題です。

総務省統計では、平成25年の全住宅の空き家率は、13.5%と10件に1件以上が空き家となっています。平成元年が9.4%ですので、この25年間で、4%もの伸び率となっています。

空き家のグラフ

空き家が増え続ける訳 人口減少

これは、皆様もご承知のとおり日本の人口減少です。平成25年の統計では、男性は10年連続・女性は8年連続の自然減少で、65歳以上の人口の割合は26%となり、75歳以上については12.5%と8人に1人が75歳以上の高齢化となっています。

高齢者の受け入れ先として、老人保健施設等の介護施設は増加していますが、普通に生活する為に住宅が必要でなくなった人が増えることにより過剰供給となっているのが現実なのです。

空き家が増え続ける訳 過剰ストック

住宅ストック数

総務省資料によると、居住者のいない住宅は853万戸と人口減少と共に年々増加しています。賃貸用や別荘、そして資産価値のある売却用を差し引いても長期不在・取り壊し予定の住宅は318万戸と40%近くの住宅が余っている。土地も余っているという状況です。利便性を求め都心部への人口集中もその原因の一つですが、仕事が無ければ暮らしは成り立ちませんので、取り壊しすることが土地の有効活用となるのか?リノベーションして1世帯あたりの持家を増やすことが国民の豊かさを充足していくのか?考え方は様々ですが、個人の財産ですから勝手に決められないというジレンマも国にはあるのだと思います。

空き家バンクのメリット

空き家バンクは地方自治体が窓口になっているので、売り家も借家も自治体のホームページに登録者は閲覧出来るので、不動産屋さんのような売り込みやメリットの表記はありせんし、営業マンからの売り込みも無いので冷静に物件検索出来ます。市町村においては、直接交渉出来る物件もありますので、仲介手数料不要や安価に物件が手に入るというメリットはあります。また、自治体においては引っ越しの費用や補修費等の助成金制度もありますので、入居に際しての金銭的メリットもあります。

空き家バンクのデメリット

空き家バンクのデメリットは、不動産屋さんが管理を拒否してしまうような物件もあります。というのも所有者が相場を決めているという素人丸出しの物件もあります。仲介手数料はありませんが、相場よりも高い家賃やリノベーションを拒む物件もありますので注意が必要です。自治体が仲介しない案件は個人同士の取引きとなるのでトラブルに発展するケースもありますので、不動産として取得する場合は専門家に依頼するのが間違いがありません。

他にも移住にはそれ相応の調査が必要です。また、少しづつ調査した内容を掲載していきます。

空家が危険な理由

空き家の廃墟

 空家は、総務省統計局の平成25年のデータによると総戸数6,063万戸に対して、820万戸となり、空家率は、13.5%と過去最高となった。皆様もご承知のとおり核家族化や少子高齢化に伴い必要の無くなった住宅がそのまま放置されているケースが多いことが原因です。

 空家放置の理由

 母親が介護施設に入所した!

 生前贈与を知らない!

 更地にすると固定資産税が高くなる!

 等々個人によって様々な理由・・・土地と建物は個人の資産ということで個人の判断に委ねられている側面があります。でも、国も地方自治体もこの右肩上がりに増加している「空き家」対策を興じていなければならない社会問題となっております。

 空き家は、放置しておくとかなり傷みます。換気をせずに1年も経過した家は湿気で充満し、カビやダニが繁殖し異様な臭気を充満させ、家の中の至る所に綻びが発生します。そして、将来住もうか?という考えで残していたとしても、シロアリや小動物の巣窟となり、住める状態にまでリノベーションすることに躊躇する人も出てきているのが実態です。

 空き家の出火が怖い!

火災の炎

 空き家の放火が心配!

 空き家の火災が怖い理由として、総務省消防庁の資料によると、出火原因別にみた火災発生状況では、たばこの不始末で4,048件で全体11.8%・放火は、3,437件で全体の10%・放火の疑いが3,053件で全体の8.9%・たき火が、3,040件で全体の8.9%となっております。

 将来住もうか?なんて悠長に考えて、資産である空き家を放置していても、実際はデメリットしかありません。管理としては、1ヶ月に1度は窓を開けて換気したり、庭の草木を管理したりしないと、人の気配の無い家は、ホームレスの巣窟になったり、泥棒が家中を荒らしてしまったり、地方の土地が広い空き家では、不法投棄の温床となっている空き家も珍しくはありません。

 空き家が資産から負債に代わる瞬間!

 長男Aさんの地方に暮らす母親は老人保健施設に入所していて、実家は空き家状態になっていました。Aさんは都心のマンションで家族と共に暮らしているのですが、3年後の定年を機に地方へ戻ることを決めていました。母親は足が不自由で老人保健施設から出所してくることは無い状態なので、家の管理は月に一度、長男Aさんの奥さんが、母親の見舞いと共に都心から出てくる際に、家の換気や掃除を賄っていました。

 母親は、長男が定年後に帰ってくるという理由から実家を生前贈与していました。長男も都心よりは幼少期から住み慣れた田舎暮らしは、近隣住民の付き合いも母親と亡くなった父親が長年お付き合いのある方が多いので、もし引っ越してきても近所付き合いの好で歓迎してくれることも手伝って楽しみにしていました。

 長男は出社して間もなく、奥さんから何度となく着信が入っていたことに気づきました。電話を掛けてみると衝撃の事実が待ち受けていたのです。「田舎の実家が燃えた」直ちに実家へ新幹線を乗って実家の状況を確認しに向かいました。しかし、その惨劇は想像を絶するものとなっていました。

 実家だけが燃えたというのなら、まだ耐えられたのですが、近隣の4件もの住宅を巻き込む大火災が沈火した光景は、犯罪者になったような気持ちになりました。あれだけ近隣の方も私が帰ってくることを楽しみにしていた方の家が燃えてしまったことに対する罪悪感と焦燥感は人生で経験をしたことが無いものでした。

 これから大変な事になると覚悟を決めるまでそう時間は経過しませんでした。しかし、近隣の方への損害賠償責任は、火事で焼けた自分の実家以上に大きく都心のマンションや自身が3年後に受け取る予定の退職金を充てたとしても賄いきれる損害金ではありませんでした。

 空き家の実家の出火原因は、「放火の疑い」でした。消防署の話では、奥さんが来月にはゴミだししようと玄関脇に置いていダンボール箱への付け火が原因ではないかということでした。無人の実家とはいえ、近隣住民の方とも古い付き合いの中で起きた惨劇は、資産から負債に変わった瞬間でした。

消火器の選び方 普通の消火器 粉末10型蓄圧式

火が出たら直ちに消火に取り掛かれば助かった事例は沢山ございます。ニュースや新聞報道で火災の被害は毎日のように取り上げられていますが、実際には報告されていない宅内での火災は多いのです。

総務省統計局 日本の火災件数より抜粋

日本の火災件数

平成18年から報告されている出火件数は概ね毎年5万件近い報告があり、死者数は2,000人~2,500人を推移しており、火災報知器や消火器に限らず、消防用設備も普及しているのにこれだけの人達が毎年被害に合われているのは驚かれる方もいるのではないでしょうか。

消火器の選び方は用途や使用環境により異なってきます。なるべく専門用語を使用しないで解り易く説明して参りたいと思いますので宜しくお願い致します。

普通の10型粉末消火器


ハツタ ABC消火器 リサイクルシール付 (粉末) PP-10C

今回はハツタ製作所さんのスチール式消火器をご紹介させて頂きます。ごく一般的な消火器で、中にピンク色の粉が入っている粉末消火器と言います。この一般的な消火器のメリットは、紙が燃えた・油が燃えた・電気で燃えたなど、殆どの火災に適用できるところです。火災は躊躇せずに一気に消火することが大切ですので、普通の10型の粉末消火器はどこのご家庭でも1本は置いておいて損は無いと思います。

デメリットは消火後の掃除が大変なことです。粒子の細かい粉末が一気に放射されますので、後始末が大変なんです。掃除機でもなかなか吸い取らない程、タタミの中や家具の隙間に入り込んでしまうので、使用後は覚悟は必要です。でも、火災になったら躊躇せずに放射して消火して下さい。

普通の消火器10型粉末消火器アルミ製


消火器 次世代型 アルミ製 アルテシモ 【とにかく安全 蓄圧式】 10型 SA10EAL リサイクルシール付


普通の消火器なのですが、容器がアルミ製で上記のスチール式は、総重量5kgですが、総重量4,1kgですので900g程軽いです。あと、錆びにくいという特徴があります。能力的にはどちらも同等ですが、底の部分にゴムを使用していますので、置いたときにゴツンと床を傷つけたりしませんので業界では一番売れている消火器です。

デメリットは消火後の掃除が大変なことです。粒子の細かい粉末が一気に放射されますので、後始末が大変なんです。掃除機でもなかなか吸い取らない程、タタミの中や家具の隙間に入り込んでしまうので、使用後は覚悟は必要です。でも、火災になったら躊躇せずに放射して消火して下さい。

普通の10型粉末消火器ですけど、こんな消火器もあります。


ハツタ CALMIE CM10EP 透明樹脂製消火器 10型 蓄圧式 ※リサイクルシール付


ハツタ製作所さんが満を持して販売開始したカルミエです。今までの容器の概念をひっくり返してしまった特許製品です。こちらの消火器の特徴は容器の中身が見えることと、樹脂製なのでアルミ製よりも100g程軽いです。昨今では、世界的に見ると爆弾テロ事件が頻繁に起こっているじゃないですか。ゴミ箱の中や消火器の容器の中に仕掛けられたら怖いですよね。なので、容器の中身が見えることで中に不審な物が入っていないことを警備員だけでなく一般の方も確認出来るという点が重宝されています。もし、消火器の中身が爆弾なんてことになったら本当に怖いですよね。

まとめますと、普通の粉末10型はほとんどの火災に適用していますので、ご家庭に置くも企業様に置くもOKです。重い消火器は操作しづらいという方にはアルミ製かカルミエがおすすめです。特に重さは関係ないという方は、スチール製の消火器でOKだと思います。

ご家庭で消火器を設置する場合は、台所や居間よりも玄関に置かれることをおすすめします。理由は、火が出るとどうしても慌ててしまいます。台所で火が出た場合火の元の付近に消火器があったとしても火傷の恐れや普段使用しないということで、隅に置いているご家庭も多く見られます。なので、玄関に置いてご家族でいつもここに消火器があるのだという認識を常に情報共有し慌てずに消火活動をして下さい。

家は大切な財産です。また、気づいた点やお客様からのご要望について情報発信して参りますので宜しくお願い申し上げます。

カルミエが何故画期的な消火器なのか?こってりご紹介

カルミエが何故画期的な消火器なのか?こってりとご紹介致します。2年前にハツタ製作所主催のメーカー説明会に参加してきました。私ども消防設備会社は新製品が出るたびに関心はしているのですが、選ぶも選ばれるもそれはお客様から支持されるか?という事が一番大切ですので、メーカーからオススメされたとしても現場のニーズに適応しなければあまり意味の無い商品ではないだろうかと一旦持ち帰って検討してからお客様にオススメします。

消火器は、火災が起こった場合スプリンクラーや消火栓が無い建物では、消防署の到着よりも早く消火するための唯一の手段ですので、現場主義に徹すれば操作性が重要になってきます。その次に重要なのが耐久性です。普段から触れられていたり、毎日誰かが触ったり、時には掃除したりという性質の物でもありませんので、火災時に確実にその能力を発揮してくれるには耐久性が重要だからです。

カルミエをこってりとご紹介致しますと、まず見た目ですね。

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なんかペンギンみたいじゃないですか?私の第一印象はちょっとカワイイ消火器だなという感じでした。取っ手の部分が黄色でしたので、くちばしみたいに見えたので、ペリカン?という感じもしました。そして、丸みを帯びたやわらかい感じがするので、いざ消火!という時にこの丸みを帯びたビジュアルがどのように左右するかはあまり関係ありませんね。

カルミエは圧力ゲージが見易いので点検が容易なのが良いですね! 

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取っ手がソフトなスポンジタイプだから肌さわりが良い(笑)

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 消火器で肌さわりが良いってなんだかおかしい感じがしますが、ほんとなんですよ!今までの消火器のホースってゴムホースの先端にプラスチック製の先端が装着されていただけなので、スポンジ上の操作部は初めてでしたので、軽く感じますし、手にフィットする感じは良いと思います。でも、デメリットとしては屋外に置いたときにスポンジが水を吸って場所によってはカビが発生するかもしれません。

消火器ホースの収まりがカッコイイ! 

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 従来の消火器だとホースの収まり部分がほとんど一緒で、横の部分に止めているだけか、溶接してあって、ノズルを差し込むように収まっていたのですが、底のゴムと一体となっているので見た目にも収まりもスッキリしている印象です。これは、点検時にもスッと持ち上げたりホースの異常を確認した後もスッと収まるのでスマートに点検出来ると思います。

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カルミエの底部には、カウンターウエイトには重めの底ゴムが採用されています。ほんと上部が軽いので、底部が重くないと消火器が転倒する恐れがありますので、安定感を保つにもこれくらい重い方が良いのだと感じます。私のイチオシはこの底ゴムかもしれません。というのも次の画像をご覧になって下さい。

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ちょっと写真で分かりにくいかもしれません。スイマセン スチール製やアルミ・ステンレスの底にゴムが無い消火器ですと床に置いた時にガツンと床を傷つけてしまったり、床に長時間置いておくとこんな感じでフローリングの跡が付いてしまうので、底部がゴム底だと床に優しいのは嬉しいですね。新築の事務所やフローリングの廊下に設置する際は、こういう配慮は必要だと思います。

カルミエをこってりとご紹介させて頂きました。世界初の樹脂製容器のカルミエは、容器の中身が見えることでテロ対策に着目した消火器で有名ですが、消火器としても操作性だけでなく、点検時のゲージの見易さ、床に置いた時の金属音がしない優しさを兼ね備えた丸みを帯びたビジュアルはこれから標準品となってくると期待しております。

 

カルミエのお問い合わせは、新潟の消防設備点検会社 エフ・ピーアイ でも購入出来ます。

また、最寄りのハツタ製作所の代理店様でも購入出来ますので、お気軽にお問い合わせお願い致します。

アマゾンでも見つけましたので、ご参照頂けるとまた別の角度からのご紹介もございます。

ハツタ CALMIE CM10EP 透明樹脂製消火器 10型 蓄圧式 ※リサイクルシール付


 

 

 

 

消火器の使い方をこってりと解説

消火器の使い方なんて訓練してるからわかってるよ。そんなのどこかのホームページでも見ればどこでも解説しているよ。という消火器は誰でも使えるんだ!というお声や、今回の訓練は水消火器で訓練を実施をお願いします。訓練をしてみると意外に使い方がわからないという方は多いのだと感じることがあります。

是非この機会に消火器の使い方を覚えて頂けると身に振ってきた災害をいち早く食い止めるあなたもヒーローになれるかもしれません。ちょっと大袈裟ですが、消火器は消火器具の中で一番身近にある物だからです。

消火器の使い方(モリタ宮田工業HPより抜粋)ページはこちら

消火器の使い方モリタ宮田工業提供写真

もう一度詳しく解説致します。まず、消火器上部にある黄色いピンを抜きます。このピンは規格品ですので、どのメーカーでも黄色で安全ピンと呼ばれています。この安全ピンを引き抜いて下さい。

そしたら、火の元へホースを向けてレバーを握って頂ければ消火薬剤が放射されます。勢いが良いので結構驚かれる方も多いですから放出される音に冷静に対処して下さい。

消火器の使い方は簡単です。でも、よくある質問で「ピンってどこのピン?」とか「どうやって抜くの?」というお声聞くことがあります。というのも、「ピンを抜くと放射されると思った」というお声や「すぐに放射されるのではないかと怖いんですよ」というお声がありました。

以前、消火器の破裂事故で死亡した方がいることを覚えてられて消火器の扱いは怖いという方は意外にも多くいらっしゃいます。まだ巷には、加圧式と言って容器の中に加圧ボンベが入っていて破裂事故は全くありませんという状態ではありませんが、資格者が点検実施されている消火器であれば心配はありません。

そして、今の消火器はほとんど蓄圧式消火器となりました。各メーカーも破裂事故の無い蓄圧式消火器の普及と推奨を継続してきました。蓄圧式消火器であれば破裂事故の心配はありませんので、実際に火災に遭遇した時は躊躇なくお使いいただけると火災の被害を最小限に食い止めることも可能となりますのでお願い申し上げます。

しかし、消火器1本でどの程度の火災まで消火出来るの?という質問を頂くことがあります。木材を燃やして実験した内容がありましたので、掲載して参ります。

こんな火柱を消火器で消せるか実験

すごくないですか?この火柱なんか消せないんじゃないですか?

モリタ宮田工業消火実験の様子をごらんになって下さい。チェック

ご覧になって頂けましたか?凄いですよね・・・私も驚きました。10m近い火柱が消火器1本で消火出来るなんて知らなかったというのが本音です。まだまだ勉強不足ですね。これは実際には燃えても有毒ガスなどを発生させない木材でも実験ですので、本物の火災では煙が充満したり風があって火柱が舞ったりと火災の現場の様子とは随分違うと思います。しかし、これだけの火柱でも消火器を正しく認識して正しい使い方をすれば消すことも可能です。

アドバイスとして、これだけの火柱が出たら絶対に119番通報して下さい!

 消火器の使い方こってりと解説という割りにあっさりですいません。この記事をごらんになって頂いた方は、身近にどこに消火器が置いてあるのかの確認と実際に持ってみて消火器の重量感や安全ピンの確認をしてみて下さい。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言いますが、知っているだけでは消火器は使いこなせません。万一の火災かもしれませんが、防災は万一に備えることで後に役に立ってきます。消火器なんてと軽く見ないで、消火器の使い方をしっかりと出来ることで命が助かることは随分あると感じております。