インターホン設備のデモ実施 新潟市の弱電工事会社 エフ・ピーアイ解説
アイホンさんにお願いしてインターホンのデモ機を用意してもらいました。今回は、小規模マンション・アパート向けシステムの「PATMO」という製品です。インターホンは来客への対応だけでなく防犯面やマンションのエントランス内への入場を個別のお部屋から解錠するシステムも機能として盛り込まれています。
アイホン製「PATMO」パトモという製品です。PATMOは見回るという意味のパトロールとモニターをあわせた造語。毎日の生活が守られているような頼もしさをイメージしています。
マンション等の集合住宅にはこのような集合玄関機が設置してあります。暗証番号を押して入場したり来客として訪れた場合は、訪問先の部屋番号を押して相手を呼び出す役割があります。今回はデモ機なので相手先は1台となっていますので、101号室を押してモニター親機が反応するか?確認しました。
101号室を入力して呼出しボタンを押すと訪問予定先のモニター付親機が反応しました。玄関の自動ドアが無いのですが、配線が接続されているので解錠ボタンを押すとカチリと接点が反応しました。
そして、集合玄関機カメラの映像はモニター付親機に録画されています。なので、エントランスで録画・住戸玄関前で録画と来訪者をダブルで映像チェック出来ます。もし留守の場合でもこの自動録画機能で最大40件までの録画が記録されます。
なりすまし入館などの不審者を、しっかりと確認できる録画機能の他、威嚇・撃退に備えた機能として「非常ボタン」が付いています。実際押してみると・・・
記事だと音が伝わらないのですが、なかなかの音量の警報音と同時に玄関子機のLEDランプが点滅します。このLEDランプは夜間では自動点灯して外灯のランプ切れや故障の際にも見えにくい訪問者をカラーでしっかりと確認出来ます。
裏側の結線接続状況です。配線乗数が少なく省施化が図られています。省施化は私共のような施工店には重宝されるだけでなく、お客様に対しても工期の短縮やコスト面にも寄与出来るポイントです。
これは制御装置です。このシステムの心臓部となり、映像や音声・移報信号を出力しています。
デモ機をお借りして感じたことは、年々カメラの性能がアップしていて映像が鮮明となってきている点と機器の薄型やコンパクトになってきている点です。操作性については、多機能というよりもよりシンプルで直感的に操作出来る点が好ましいと感じました。