粉末消火器メリット・デメリット解説

一般的な粉末10型消火器、国内で最も出荷台数が多い消火器ですが、何故?この粉末10型消火器が多く出回っているのでしょうか?疑問に思った方も多いのではないでしょうか?使い勝手や消火能力など様々な要因がありますので解説して参ります。

消火薬剤は、第一リン酸アンモニウム等を主成分とし、粉末微粒子の一粒一粒に水をはじくように防湿化学処理を施し、湿気を寄せ付けません。このような処理をすることでサラサラの形状をした粉末が綺麗に放射されますし、火元を速やかに覆うことにより消火能力を発揮します。

何故「第一リン酸アンモニウム」なのか?

ABC粉末薬剤はリン酸アンモニウムや硫酸アンモニウムが主成分で、共に肥料として広く使用されており、人体に対して殆ど毒性を示さないとされています。ただし、人に向けて放射したりしないでください。また、目に入ったり大量に吸い込んだ場合はすぐに医師に診てもらってください。

火炎熱により微細粒子粉末から分解生成されるアルカリ金属イオン、アンモニウムイオン、りん酸イオン等による燃焼連鎖反応を抑制する負触媒効果、粉末雲による窒息効果。

A火災(普通火災)
紙、木材、布等が燃焼する火災
B火災(油火災)
ガソリン、灯油、油脂、アルコール等が燃焼する火災
C火災(電気火災)
電気機器、電気設備機器等による火災

というように安全性が高く、消火能力が優れているからです。殆どの火災に対応可能です。

粉末消火器のメリットは何ですか?

沢山ありますが、あらゆる火災に対応しているところです。そして、市場に一番多く出回っていますので安価だという点です。普通に購入するのであれば間違いなく粉末10型消火器をおすすめします。

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粉末消火器のデメリットは何ですか?

スバリ放射後の掃除です。室内でご放射した際は掃除に膨大な時間を費やします。消火剤は粒子がとても細かくて、隙間という隙間に入り込んで掃除機で吸い込んでもなかなか吸い取れません。放射後の掃除は覚悟しなければなりません。

どんな消火器にもメリット・デメリットがありますが、もしご家庭に1本置くとすればやはり粉末10型消火器をおすすめします!