新潟県スプリンクラー補助事業の概要

新潟県では、有床診療所等スプリンクラー等施設整備事業として有床診療所に対して補助金の交付を行っています。建築学会では、全ての建物にスプリンクラーの設置を提唱していますが、コスト面での負担は大きく有床診療施設では今まで設置の義務はありませんでした。福岡の診療施設の火災を受けて法律の見直しが行われ、補助事業の制定に至っております。

博士実際に補助金はどのくらいでるの?

スプリンクラーだけでなく自動火災報知設備や火災通報装置を整備する場合にも補助金出ますので、これから詳しく解説して参ります。

スプリンクラーの補助金

・当該施設の対象面積に次に掲げる基準単価を乗じた額とする。対象面積1㎡あたり17千円となります。

・スプリンクラー設備、パッケージ型自動消火設備含む、整備のために必要な工事費又は工事請負費となっております。まとめますと、1000㎡の建物であれば1700万円の補助金が支給される計算になります。

※新潟県医療施設等施設整備補助金交付要綱参照

博士診療施設の負担はどのくらいなの?

(事例)

パッケージ型自動消火設備設置 診療所面積1,700㎡

パッケージ型自動消火設備設置費 消防手続費用含む 3,300万円

支給された補助金額 1,700㎡×17,000円=2,890万円

施設負担額 3,300万円-2,890万円=410万円

こちらの事例では、3,300万円の負担に対して2,890万円もの補助金が支給されました。負担額が410万円ですので12%程の自己負担額でパッケージ型自動消火設備を設置出来ることになりました。

※あくまで参考事例ですので、各工事店様に問い合わせて下さい。

新潟のパッケージ型自動消火設備のお問い合わせはこちらから㈱エフ・ピーアイ

博士いつまで補助金は申請できるの?

正直、わかりません。しかし、全国には約12,000もの有床診療施設があります。地域のかかりつけとして気軽に相談できる有床診療施設は高齢化社会において無くてはならない施設です。万が一の火災が起こった場合その時の被害だけでなく過疎地や農村地域では足の不自由な方や高齢者に対する医療サービスが停止してしまうことさえも起こります。有床診療施設の事業者様は早めのご検討をお願い致します。

博士 他にも補助金はあるのですか?

有床診療施設であれば、自動火災報知設備と火災通報装置を整備する場合に助成金が支給されます。

自動火災報知設備では、300㎡未満の施設に自動火災報知設備を整備する場合1か所あたり、1000千円の補助金が支給されます。

火災通報装置であれば、500㎡未満の施設に火災通報装置を整備する場合1か所あたり300千円の補助額が支給されます。

300㎡未満の施設様で自動火災報知設備が設置されていないのであれば、余程の複雑な施設様でない限り補助金内で設置工事が賄えると思いますので是非ご活用下さい。

500㎡未満の施設で火災通報装置が無い施設様は1か所300千円の補助額であれば、補助金内にて設置工事が賄えると思いますのでいずれも早めに設置されることをおすすめします。

このページをご覧になって頂いて新潟県内に診療施設を開設されているお客様であればご相談を無料とさせて頂きますので、お気軽にご相談願います。

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