新潟市西区アパートにてLAN工事 高橋レポート

こんにちは!新潟市の電気設備会社エフピーアイの新人レポーター高橋です!

最近は少しずつ暖かくなりニュースで桜の開花予想が発表されましたが、新潟の桜はまだかかりそうですね。

さて、今日の現場はアパートマンションのインターネットLANケーブルの増設工事です。昨今主流の無線LAN(Wi-Fi)と違い、有線式ですので信号を邪魔するものがなく通信スピードがあがります。

今回大家様が入居者の方に無料でインターネットを使って頂きたいということ (うらやましいかぎりです) で増設工事のご依頼を頂きまして、お伺いしております。

新築工事ではなく、既存の建物にどのようにしてLANケーブルを通すのか順を追ってみていきます。


使用する部材です。


増設する場所は、電話線やらコンセントやらのとなりです。目立たない場所を選択するのもありますが、工事上大きな理由がこの壁の裏側に潜んでいるのです。


とりあえずばらします。

 開口部を覗くとオレンジ色のものが見えますが、これはCD管と言いまして屋内用の埋設電線配管です。このCD管は各部屋から共用部にある配電盤まで一本で繋がっていますので、CD管内にLANケーブルを一本お邪魔させてもらいLANケーブルを壁の中に隠したまま配電盤のインターネットハブ(※)まで引くことが可能です。

※ハブとは各部屋から引いてきたLANケーブルの集線装置です、ちなみにルーターはインターネットからくる情報を各パソコンに送る通信機器です。

インターネット→ルーター→ハブ→パソコンというように、本線からくる情報をルーターが交通整理し、交差点となるハブに送ってパソコンに入ります。すごいスピードで。


青と黒のスチールという呼び線を部屋側からCD管に通していきます。出口は共用部の配電盤の所です。


CD管から出てきたスチールにLANケーブルを結び、部屋側からスチールを引っ張ります。


これで共用部の配電盤から、部屋にLANケーブルが通りました。

簡単な作業に見えますが、素直に通らないことも多くてドラマのある作業でもあります。


結線をしてコンセントプレートを取り付けて…


ターミナルを繋いで導通試験をします。(LANの入口と出口の結線を間違うとインターネットに接続できないので大事な試験です。)


配電盤に新たに設けたインターネットハブにLANケーブルを繋いで完了です。


部屋側のほうも違和感なく取付できました。キレイに掃除をして引き揚げます。

アパートマンションなので結構な部屋数がありましたが、桜前線とともに訪れる新たな入居者様の使用に間に合わすことができてよかったです。ご拝読頂きましてありがとうございます。

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