パッケージ型自動消火設備 スプリネックスをこってり解説

博士新築の建物では通常のスプリンクラー設備を設けていますが、既存の改修では通常のスプリンクラー設備の設置が困難であったり難しい側面が多くあります。例えば、全て露出配管となり建物内の景観が台無しになることもしばしばあります。

露出配管はこんな感じです。

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カメラ撮影が下手ですいません。スプリネックスはメイン配管が25Aですが、通常のスプリンクラー設備ですと施設によっては75A以上の配管も使用することになるので、その配管が露出配管となると建物内の景観は殺伐としたものになりかねません。しかし、スプリネックスでは25Aという細い配管の他に枝を銅管にて施工出来ますので、天井裏のスペースが小さくても概ね隠ぺい施工出来ます。

上記は露出配管ですが、これが建物全体に蔓延っているとかなり以前の状態と比べれば違和感があります。

博士 通常のスプリンクラーと比較するとこんな特徴があります。

スプリネックスとスプリンクラーの特徴比較

スプリネックス消火性能

通常のスプリンクラー設備は水を使用します。スプリネックスでは中性タイプの消火薬剤を使用します。この中性タイプの消火薬剤は水に近い第三種浸透剤は、消火能力を高められ性状を改善するために薬剤を混和